SF映画の傑作『ブレードランナー』(1982年)の30年後の世界を描く続編『ブレードランナー 2049(ニー・ゼロ・ヨン・キュウ)』(10月27日公開)の最新予告編が解禁され、
前作では、人間社会に紛れ込んでいる労働用の人造人間“レプリカント”を処分する役目の捜査官だったブレードランナーが、本作では何者かに“追われている”ことがわかった。

 本作の舞台は2049年のカリフォルニア。ライアン・ゴズリング扮するブレードランナー、Kは、ある重大な秘密にたどり着き、
その真相を知るためハリソン・フォード演じるかつてのブレードランナー、デッカードの行方を追っていた…。

 冒頭でデイヴ・バウティスタ演じる男に、デッカードの行方を問いただすK。デッカードの居場所をつきとめたKは、過去に「何があった?」と問う。
前作でレプリカントの恋人レイチェルと逃亡したデッカードがその後どうなったのかは、ファンが最も知りたいことのひとつだったが、デッカードは衝撃の告白をする。
「追われていたんだ!」。2人の新旧ブレードランナーは、“レプリカント”を追う立場から、本作では追われる立場へ。一体、誰に追われているのか?

 重要人物と目されるジャレッド・レトー演じる謎の男ウォレスは、「使い捨ての労働力」としてレプリカントを製造しており、
「多くは創り出せない」ことに対して一計を案じている様子。「“彼”が鍵を握っている」と言うが、彼とは誰を指しているのか?

 そして、2049年は“戦争が起こりそうな”緊迫した状況にあることもわかった。「“これ”が表に出ると 戦争が起きるわ」の“これ”とは何のことか?

 シルヴィア・フークス演じるウォレスの部下の女の戦闘能力が高いことも明らかに。ロビン・ライト演じる上層部の捜査官に「彼はどこ!?」と詰め寄るシーンはなかなかの迫力だ。
そして、Kの恋人らしき女性、ジョイ(アナ・デ・アルマス)が登場することも明らかに。「私も一緒に行くわ」と“秘密”の解明にからんでくることになりそう。

 これまでの予告編よりもさらに、未来都市の圧倒的な風景が描かれた本予告。雨の靄(もや)が煙るビルの谷間、どこまでも続くハイウェイ、荒廃した砂漠の街。
すべてのショットがミステリアスで、何かが明かされると同時に、次の疑問が生じる展開。ブレードランナーたちの“未来”が暴かれようとしている衝撃作であることは間違いない。

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