巨人はエース菅野を立てた6月30日の横浜DeNA戦(宇都宮)で打線が振るわず1−3で敗れたが、実はもっとショックだったのは、同28日に福島あづま球場で行われたヤクルト戦だった。

 収容人員3万人のスタンドに足を運んだファンは、半分にも満たない1万1439人。主催が昨季まで観客動員数で3年連続セ・リーグ最下位のヤクルトだったとあって、大きな騒ぎにはならなかったが、球界関係者はこう長嘆息した。

 「セ・パ合わせて6試合あって、巨人戦が最低の入場者数。いくら主催ゲームでないといっても、こんなことが起こる時代が来るとは思いもしなかった」

 巨人のビジター球団としての集客能力低下は今に始まったことではない。数年前から「カープ女子」という言葉が社会的な現象としてクローズアップされるのと足並みをそろえ、特にビジターでの広島の集客力は断トツだ。

 「昔巨人、今広島。広島サマサマです」と、神宮にも横浜にも殺到する赤ヘルファンは神様扱い。それにしても、セ・パ6試合あった中で巨人戦がワースト記録とはショッキングな現実だ。

 改めて6月28日の観客動員を見ると、トップがヤフオクドームのソフトバンク−日本ハム戦で3万4708人。次いで横浜スタジアムのDeNA−広島戦の2万8394人。3位がナゴヤドームでの中日−阪神戦の2万4415人。

 4位は収容人員1万5000人の沖縄セルラースタジアム那覇で行われた西武−ロッテの1万4604人。5位も地方興行で29年ぶりの弘前開催になった、定員1万4800人の弘前市運動公園はるか夢球場での楽天−オリックス戦で1万3227人。

 沖縄も弘前もほぼ満員だったのに対し、福島のヤクルト−巨人戦だけは定員の半分も入らず、この日ワーストの1万1439人にとどまった。

 東京ドームでは依然4万人超えが続いているが、ビジターからジワジワ観客動員力低下の傾向が強まっている。故障者続出で野戦病院化しているヤクルトと最下位争いのていたらくだけに、安閑としている場合ではなく危機的状況ととらえた方がいい。

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