3日放送のラジオ番組「ロンドンブーツ1号2号 田村淳のNewsCLUB」(文化放送)で、ロンドンブーツ1号2号・田村淳がオリエンタルラジオ・中田敦彦のブログをめぐる騒動に言及した。

番組では「『芸人オワコン』事件続報」と題し、中田による先輩、ダウンタウンの松本人志批判を取り上げた。3月、脳科学者・茂木健一郎氏が日本のお笑い芸人を「終わっている」「空気を読み過ぎなんじゃないか」と批判し、その後、松本と共演して「誤解を与えてしまって本当に申し訳なく」と謝罪していた。

中田は、自身のブログでこの番組を取り上げ「大御所にセンスがないとか価値を決められてしょげ返っている様子こそが茂木さんの意見通りだったのに」と、暗に松本を批判した。その後、このブログは吉本興業内で問題になったようで、中田に吉本の社長たちが謝罪を迫ったそうだ。中田はその事態を明らかにして「謝らない」という意志表示をしている。

淳は、自身も所属する吉本が中田に謝罪させようとしたという話について「そういうこと言いそうな会社だなと思いましたよ」と印象を語る。そして「謝ってすむ問題でもない」とし「謝りたくないんだったら、謝んなくていいと思います」と自身の見解を述べた。そして「それぞれの意見を、空気を読みながら留めるんじゃなくて、思ったことをちゃんと言えるってほうが健全」だと指摘した。

今回の茂木氏、中田、松本による一連の流れについて、淳は好意的だったよう。茂木氏の発言と、その発言を擁護する中田、茂木氏を番組に呼んで「寛大に受け止める」松本の3者を「なんかいい循環が始まったな」と思っていたそうだ。ところがそこで吉本が後輩の中田に謝罪を迫っている、とされる展開に「松本さんもそんなことを望んでないんじゃないかな」「会社の『忖度(そんたく)』が始まっちゃって」いると嘆いていた。

2017年6月5日 11時13分 トピックニュース
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