先月、結婚を発表した直後に、そのお相手である企業経営者、穐田誉輝氏に内縁関係にあった女性との間に複数の婚外子がいると報じられた女優の菊川怜が、窮地に立たされているようだ
。菊川といえば、朝の情報番組『とくダネ!』(フジテレビ系)でキャスターを務めているが、テレビ局関係者が語る。

「菊川は2012年から『とくダネ!』に出演していますが、フジとベッタリの菊川が所属する大手芸能事務所との関係で、当時のプロデューサーがフジ上層部から指示され起用したというのが実情でした。
そのプロデューサーも間もなく番組を離れてしまい、後任のプロデューサーたちは菊川をどう扱っていいかわからず、頭を抱えていたようです。
結局、そのまま気がつけばずるずると約5年が経過しましたが、いまだに番組内では菊川の立ち位置が定まらず、浮いた存在であり続けています。
フジ内でも『菊川、まだいたんだ……』という雰囲気です」

そんな菊川にとって、今回の夫の隠し子報道は、よくない影響を与えると同関係者は言う。

「『とくダネ!』の主な視聴者層は40〜60代の女性、なかでも主婦層ですが、そもそも美人で高学歴、しかも独身を謳歌しているイメージの強い菊川は、
この視聴者層に好まれるどころか反発すら受ける存在で、番組にとってはマイナスでしかありません。
さらに、結婚相手が総資産200億円ともいわれるセレブ経営者で、加えて複数女性との間に婚外子が4人もいるとなれば、もはや朝の情報番組のキャスターとしては最悪です。
制作陣にとっては、今の菊川の存在は、迷惑でしかないでしょう」

そして菊川に追い打ちをかけたのが、穐田氏のある行動だという。

「穐田氏の代理人は今月2日、主要メディアに対して一斉に文書を送付しました。
そこには『通知人(編注:穐田氏)としては、(略)私生活上の事実を取材されること及び報道されることを望んでおりません』などと書かれており、
従わない場合はあらゆる法的措置を取ると警告しています。
穐田氏としては、菊川との結婚がきっかけとなって知られたくない情報が世に出るのを防ぐため、先手を打ったつもりだったのでしょう。
しかし、かえってメディア側に『何かあるのか?』に興味を持たせてしまい、各社が情報収集や取材に走るきっかけとなってしまいした。

いずれにせよ、何か報道された後ならまだしも、夫が報道の自由を侵すような言論弾圧的行為に打って出るというのは、
キャスターである菊川としては完全にアウトです。『とくダネ!』では政治家や経営者をはじめとする公人のスキャンダルを扱うことも多いですが、
菊川が何を言っても説得力がないですし、それ以前に、もう何もコメントできないでしょう。
キャスターとしての資質は完全に失ってしまいました」(週刊誌記者)

「穐田氏の報道に加えて、起用から5年という良い区切りでもあり、さらに経費削減の意味もあり、
9月改編期のタイミングで菊川を“卒業”させ、後任には局アナを据えるという方針をすでにフジは固めています」(前出と別のテレビ局関係者)という見方もあるようだが、フジの動きが注目される。

http://news.livedoor.com/article/detail/13109074/
2017年5月25日 6時0分 ビジネスジャーナル