よしもとクリエイティブ・エージェンシー(以下、吉本)所属の若手芸人が都内在住の会社員・A子さんを集団強姦し、吉本を解雇されていたことが週刊文春の取材で分かった。解雇されたのは27歳のTと30歳のN。また、この行為にはフリーランスのお笑い芸人W(29)も加わっていた。

 ツイキャス(SNSと連動したライブ動画配信サービス)を通じてTと知り合ったA子さんは、3月26日、Tの誘いに応じて東京・中野区の居酒屋に出向いた。そこに合流したのがNとWだった。

 A子さんが明かす。

「日付が変わり、次のお店に移ろうと言われました。移動のときは、前後をNとWに挟まれ、私のバッグをTがずっと持っていました」

 着いた先は店ではなくTの自宅アパートだった。

「Tが『T様ゲームをしよう』と言い出しました。『王様ゲーム』のトランプ版でした。私は拒否しましたが、無理やり参加させられ、“特別ルール”を作られて一方的に負ける展開になりました。全裸の男性に三人掛かりで襲われたら、逃れようがありません。3人はお互いに動画を撮りあって、Tはカメラに向かってガッツポーズやピースまでしていました」

 A子さんは、3月28日に吉本に連絡して、Tらの所業を告発した。

「同じ日に警視庁中野署にも訴えました。5月16日に3人を任意聴取し、スマートフォンを押収して、強姦罪、もしくは集団強姦罪を視野に入れた取り調べを進めているそうです」

 吉本の広報室担当者に聞くと、こう回答した。

「マネジメント契約を解除した元所属タレントにかかわる問題であり、捜査中とも伺っているのでお答えすることは控えさせていただきます」

 詳細は5月25日(木)発売の週刊文春が報じる。

文春オンライン 5/24(水) 16:00配信
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170524-00002614-bunshun-soci