テレ朝、土日大幅改編の成果表れず  TBSがG・P帯視聴率民放2位に浮上


4月改編で土日の2時間枠をニュースとバラエティに分割するなど、大きな改革を実行したテレビ朝日だが、
ゴールデン・プライムタイムの視聴率は、現時点で成果が表れず、TBSに民放2位の座を明け渡している状況だ。

2017年度の視聴率は、5月14日までの6週を経過した時点で、ゴールデン(19〜22時)がテレ朝9.3%に対し、TBS10.1%。
プライム(19〜23時)は、テレ朝9.7%で、TBS10.0%となっている。

テレ朝は、2016年度通期がゴールデン10.3%・プライム10.6%で、そこからいずれも1ポイント下げており、
追い抜いたTBSは、両時間帯で日本テレビに次ぐ民放2位に浮上した。

その要因の1つとして考えられるのが、テレ朝が断行した土日夜帯の大幅改編。

土曜日は、21時から2時間枠で放送されていた『土曜ワイド劇場』を終了し、
21時台にニュース番組『サタデーステーション』、22時台に『こんなところにあるあるが。土曜・あるある晩餐会』をスタートさせた。

しかし、『サタデーステーション』は、4月22日の初回で8.7%をマークしてから、8.8%→7.3%→6.9%と推移。
『あるある晩餐会』は、4月15日の初回2時間スペシャルで7.7%をマークしてから、7.6%→6.8%→6.4%→5.2%となっている。

『土曜ワイド劇場』は、『100の資格を持つ女12』(3月4日)が9.9%、『ドクター大嶋二郎の事件日誌』(3月11日)が11.5%、
『監察官・羽生宗一』(4月1日 ※22時〜放送)が9.8%、そして最終回の『西村京太郎トラベル67』(4月8日)が12.9%と堅調だっただけに、改編後の番組が苦戦しているのが分かる。

ちなみに、日曜21時台でスタートした『サンデーステーション』も、4月23日の初回8.0%だったが、以降は6.6%→6.6%→6.3%と厳しい状況。

一方で、17年度の全日(6〜24時)視聴率は、この6週平均で7.3%となり、16年度通期と同率を維持している。
これは平日デイタイムの情報番組の好調に加え、4月改編で新設した帯ドラマ『やすらぎの郷』(毎週月〜金曜12:30〜12:50)の健闘が大きい。
http://news.mynavi.jp/news/2017/05/15/135/

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