お菓子の過剰包装をなくしてほしいとインターネットで署名を集めていた東京都内の私立高校1年の女子生徒(16)が
28、29日、亀田製菓(新潟県)とブルボン(同)の東京オフィスを訪れ、集まった1万8737人分の署名を担当者に手渡した。
提案に賛同の声が集まる一方で、ネット上には生徒を中傷するコメントやデマが流れた。
生徒は「声を上げただけで、汚い言葉でどこまでもののしる人たちがいる。血の通った人間なのに」と心を痛めつつ、
「署名を機会にプラごみの削減が進んでほしい」と願った。

生徒は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響で、家庭ごみが増える中、生徒はプラスチックごみ問題について考えるようになった。

 4、5月はオンライン授業を受けるなど自宅で過ごす毎日だった。
母親とプラごみの整理をしていたとき、食品を包装するごみの多さにショックを受けた。
「昨日ごみを出したばかりだったのに、リビングのごみ箱は、翌日にはいっぱいに。押し込んでもすぐパンパンになった」と振り返る。
特に過剰だと感じたのが、お菓子類。お菓子の袋を開けると、また個別に包装されている。トレーまでついていて「これって必要?」と疑問を感じた。


過剰包装より 喰いすぎに気を付ければいいのに
毎日ゴミ箱がいっぱいになるほど食べなきゃいいのに・・・