目先は強気の流れが続くと予想する。
買われ過ぎ感が高まり、ポジション整理の売りがいつ膨らんでも不思議ではない状況にあるものの、足元ではそうした動きを上回る勢いで買いが集まり、相場を押し上げている。
米中の緊張が高まる一方となってきたのに加え、COVID-19の感染再拡大に伴う経済活動の落ち込み企業破綻の増加、雇用の先行き不透明感を受けた個人消費の低迷などに対する懸念が安全資産としての需要を高めるという構図は、今後も続くことになるだろう。
場合によってはあっさりと2,000ドルの大台に突入することもあり得るのではないか。