日本経済新聞によると、
シリア情勢を巡って対立してきた米国とトルコの関係が急改善している。
トランプ米大統領がシリアからの米軍撤退を決めたことで、
トルコが敵視するシリアのクルド人勢力への支援停止が決まり、
2国間の最大の懸案が解消するためだ。2019年にはトランプ氏のトルコ訪問が実現する可能性もある。

トルコ大統領府のカルン報道官は24日の記者会見で、
エルドアン大統領の招待に応じ、
トランプ氏が19年にトルコを訪れるとの見通しを述べた。
米ホワイトハウスも同日、
明確な予定はないと断ったうえで
「大統領は将来の潜在的な会談を歓迎する」との声明を出した。
トランプ氏の訪問が実現した場合、

国際会議を除く現職米大統領のトルコ訪問は09年のオバマ前大統領以来となる。