去年張ったやつ

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この相場の格言は、正確には「Sell in May, and go away; don't come back until St Leger day. 」と、「Sell in May」のあとに続きがある。
英文を読んでもらえば分かるように、この格言は「5月に相場が下がる」といっているのではなく、「5月に売ってLeger day(9月第2土曜日)まで戻って来るな」といっているのだ。
「安い時に買って、高い時に売る」というのが投資の理想に沿えば、「相場が高い5月に売って、9月に買え」ということ。要するに6月から9月までは軟調な展開になりやすいということだ。
この格言が日本に当てはまるかどうか。1984年以降の月別上昇回数で確認してみよう。各月31回から32回あるが、月別の上昇回数を見てみると、7~9月の3ヶ月間は明らかに上昇回数が少ない傾向にあることが分かる。
「Sell in May」という英語は「5月に売れ」という意味であるが、相場の格言としての意味は「5月は下がる」ということではなく、「6月以降9月までは調整期に入りやすい」という意味である。
そしてこの英語の格言は、日本にも当てはまっていることは再確認しておいた方がよさそうだ。