<ドル高株高の地合いに>
昨晩のNYダウは、
+71ドル高と反発しました。
米主要企業決算への期待と、
米下院が予算決議案を可決したことが、
買い材料となっています。
また、ECB理事会後にユーロが売られたことで、
対照的にドル円が114円台へ上昇しました。
米10年債利回りは2.465%へ上昇、
ドルストレートが下落したためクロス円はやや軟調です。
<ECB理事会後はユーロ安>
昨晩、ECB理事会が来年以降のテーパリングを決定しました。
1月から9月までの資産購入を、
「600億ユーロから300億ユーロへ減額する」としています。
しかし、内容に関してはサプライズがなく、
ドラギECB総裁が記者会見で
「必要なら購入額や期間を変更する用意がある」と
慎重姿勢を崩さなかったことが、ユーロ売りを誘いました。
ただ、ユーロ安は欧州株高をサポートするため、
全体的にはリスクオンムード継続と思われます。
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