2017年7月27日のFX為替相場予想 (07/27)

<NYダウは続伸するも、ドル円はFOMC後に急落>

昨晩のNYダウは+97ドル高と続伸、
良好な米主要企業決算が続いたことが買い材料となりました。

ドル円は、一時112.19円まで上昇したものの、
FOMC声明で「インフレは総合、コアとも鈍化し、2%下回る水準で推移」
とあったことでドル安となり、111.06円まで下落しています。

バランスシート縮小に関しては、
前回同様に「比較的近い時期に開始」と言及されていて、
米国株は若干買いで反応しました。

<米主要企業決算発表が続く>

ドル円は急落してしまいましたが、
FOMC声明自体にそれほど変化はなく、
やや過剰に反応した感じがあるため売り一巡後の買戻しに期待。

予想を上回る米主要企業決算や原油価格の続伸により、
下値は限定的と思われますが、
下げ止まるのを確認したいところ。

<主なFOMC声明>
・バランスシート縮小は比較的近い時期に開始
・インフレは総合、コアとも鈍化し、2%下回る水準で推移
・雇用は堅調。失業率は低下
・個人消費や設備投資は拡大
・経済は緩やかな利上げを正当化

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