2017年7月12日のFX為替相場予想 (07/12)


<やや乱高下、ドル円は113円台後半へ下落>

昨晩のNYダウは、
トランプ大統領の長男が公開したメールで、
「ロシア政府がトランプ陣営に対して
選挙を支援したい意向が示されていた」ため、
一時-130ドル安となりました。

しかし、売り一巡後は急速に買い戻しが入って
+0.55ドル高とほぼ変わらずで引けています。

一方ドル円は、ブレイナード理事が
「最近のインフレ軟化踏まえて金利軌道を検証、
追加利上げ決定前にインフレを見極める意向」と
インフレ軟化発言を行ったことで売りが続き、
114.50円の高値から一時113.72円まで下押ししました。

上昇していたクロス円も連れ安、
対照的にユーロドルが1.1480の高値を付けています。

米10年債利回りは2.359%へ低下しており、
しばらくは下値模索になると予想します。

<原油と金が上昇>

昨晩の原油は、一時43ドル台へ下落する場面があったものの、
NY時間に入ると買戻し優勢となって45ドル台へ上昇して引けました。

このところ売られていた金も、
1215ドルまで戻しています。

米国の経済政策については、
「木曜日にヘルスケア法案の修正案を公表、
来週ヘルスケア法案を審議する」ことが決まったので、
これらの動向にも注目です。

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