2017年6月5日のFX為替相場予想 (06/04)

<予想を下回る米雇用統計でドル安に>

先週末のNYダウは買いが継続、
+62ドル高の21206ドルと史上最高値を更新して引けました。

しかし、米5月雇用統計が予想を下回ったことで、
ドル円は111.40円台から一時110.33円まで下落、
米10年債利回りも2.159%へ低下しています。

米5月非農業部門雇用者数は、
予想+18.2万人に対し結果+13.8万人と予想を下回ったうえ、
前回値も+21.1万人から+17.4万人へ下方修正されていました。

今月14日(水)の米利上げ確率は95.8%へ上昇したのですが、
弱い米経済指標が続けば年内利上げ回数が減ってしまうため、
注意が必要でしょう。

<ユーロと豪ドルのロングが増加>

IMM通貨先物ポジションは、
円ショートが小幅に上昇しました。

ただ、米雇用統計後に円高が進んでいるため、
週末にかけロングが増加していると思われます。

一方、ユーロと豪ドルはロングが増加、
ポンドは減少しています。

英総選挙を控え、
ポンド売りが再燃する可能性が出てきました。

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