地方選挙から崩れる

自民が激戦の東京・足立区議選で7人落選、13人全員当選の公明の議席下回る 維新も全員当選
日刊スポーツ新聞社 によるストーリー ? 3 時間前

定数45に対して64人が立候補する大激戦になった東京・足立区議選は21日、投開票され、22日未明にすべての議席が確定した。足立区選挙管理委員会のホームページによると、党派別では最多の19人を擁立した自民党では、ベテランを含む現職5人、新人2人の計7人が落選する異例の事態となった。

自民の議席数も選挙前の17議席から5議席減の12議席となり、党派別の議席獲得数では、今回13議席で最多となった公明党を下回った。「区議会第1党」も公明に譲る形となった。

一方、ホームの関西以外での勢力拡大へ勢いを増す日本維新の会は、擁立した3人全員が初当選した。3人中2人は、当選者45人のうち3位、4位の得票数で、東京都内での地盤拡大を進める形となった。

政界関係者からは、自民が今回退潮したことに、維新躍進の影響を指摘する声もある。