《麻生太郎も「早くやれ」》岸田総理“サミット成功”アピールで最も早い「解散の皮算用」
5/22(月) 6:12配信

「たとえ1年間であっても、一度でも権力に酔い、権力から何らかの報酬を得たことがある者は、自ら進んで権力を手放すことはできない」

 18世紀の英国でフランス革命を批判し、「保守思想の父」と呼ばれるエドマンド・バークが喝破した権力の魔力だ。230年余を隔てた極東の島国の首相も権力に魅入られ、その維持に計略をめぐらせる。

 党関係者は「岸田は重鎮に従って早期に解散すべきか、欲をかいて先延ばしすべきか悩んでいる」と明かす。岸田に近い中堅議員も「総理が最重視するのは総裁選だ。来年の通常国会後に解散・総選挙で勝利し、総裁選を迎えるのが王道だ」と話す。