21年度成長率見通し、3.4%に下げ 日銀、大規模緩和は維持毎日新聞147
 日銀は28日、金融政策決定会合を開き、日本経済の中長期の見通しを示す「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」をまとめた。2021年度の実質国内総生産(GDP)の成長率見通しを前年度比3・4%とし、前回7月(3・8%)から下方修正した。今夏に新型コロナウイルスの感染急拡大で個人消費が落ち込んだことなどを反映させた。22年度は2・7%から2・9%に見通しを引き上げ、23年度は1・3%で据え置いた。