衆院選「最終当落」緊迫176選挙区徹底予測
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「週刊文春」編集部

自民単独過半数割れ
 その結果、自民・公明の与党候補が当選確実なのが113選挙区。つまり、残る176選挙区が激戦区となっているのだ。

 まずは、党派別の獲得議席を見ていこう。

 自民は公示前の276議席から45議席減となる231議席で、単独過半数(233議席)を割り込んだ。とりわけ、野党の一本化が加速した激戦区では苦しい闘いを強いられ、176選挙区のうち勝利するのは、僅か52選挙区に留まる。