長崎住吉郵便局は旧特定郵便局で、元局長の父親も局長を務めた。家族で長年、この地域を拠点に郵便や貯金などの業務を担ってきた。元局長は知人らから現金を受け取る際に、1993年に取り扱いが廃止された郵便局の証書を手渡すなどして、架空の金融商品を本物のように装っていたとみられる。