富士通ゼネラルは、「ウエアラブルエアコン」をうたう体温冷却装置「C?modo gear(コモドギア)」の提供を2020年6月から開始する(ニュースリリース)。

警備業や建設業といった炎天下および空調のない現場での作業が必要な事業者に向けて、レンタルで提供する。費用は月額1台1万円以内になる見込み。

首に装着した冷却部から、頸(けい)動脈を流れる血液を冷却することで体温を下げる。
外気温の影響を受けにくい水冷方式にしたことで、冷却効果を高めたとする。

冷却温度の設定は、4段階で変えられる手動モードと、体温と連動する自動モードを備える。
また、体温や脈拍を計測するセンサーのほか、NFC(近距離無線通信)と「Bluetooth 4.2 Low Energy」の通信モジュールを内蔵する。

https://cdn-xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/07988/20200528_FujitsuGeneral_01.jpg
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/news/18/07988/