コロナ死者、男性の方が多い傾向 イタリアは7割以上、理由不明

【ワシントン共同】米紙ワシントン・ポストは20日、新型コロナウイルス感染症の死者は男性の方が女性に比べて
多い傾向が見られると報じた。感染拡大が深刻な中国、イタリア、韓国のいずれも男性の方が多く、
最も顕著なイタリアでは7割以上を占めるという。

 米政府対策チームのバークス調整官も20日の記者会見で、イタリアの統計では死者はどの世代でも女性より男性の方が2倍多いと述べた。

 専門家は同紙に「正直、なぜ女性よりも男性にとって厳しい感染症なのか理由が分からない」と説明。

 同紙によると、飲酒や喫煙の習慣が男性の方が多いことなどが関係している可能性があると指摘している。

https://www.chunichi.co.jp/s/article/2020032101001664.html