13日のニューヨーク外国為替市場でポンドドルは上昇。
ジョンソン英首相が内閣改造に踏み切る中、「ジャビド財務相が首相官邸との確執を理由に辞任した」と伝わると、一時1.2962ドル付近まで瞬間的に売られたものの、すぐに持ち直した。
後任にジャビド氏の補佐役を務めたリシ・スナック財務首席政務次官が指名されたことで、市場では「来月示される予算案がより拡張的になる道が開けた」との見方が強まり、英金利上昇とポンド買い戻しにつながったようだ。
節目の1.3000ドルを上抜けると断続的にストップロスを巻き込んで一時1.3070ドルまで上値を伸ばした。
また、ユーロポンドは一時0.8296ポンドと昨年12月13日以来の安値を付けたほか、ポンド円は143.48円と1月24日以来の高値を付けた。