その後トルコは断固として、アメリカの要求を拒否し続け、ロシアからのS400ミサイルの、輸入交渉を
進めた。これはアメリカの激しい怒りを買い、その後、アメリカは強硬なトルコ非難を続け制裁をちら
つかせてきていた。また、アメリカで訓練を受けていた、F35パイロットの訓練が中止され、整備員の
訓練も中止され、帰国させられている。

このことが原因で、今回チヤウショール外相は、アメリカがそうした要求を、押し付けてくるのであり、
トルコを制裁するというなら、トルコはアメリカ空軍に対して、インジルリク空軍基地から出ていくよう、
要求すると言ったのだ。

 アメリカ政府は『S400ミサイルの導入はNATO の規格に合わない。』と難癖をつけているが、そうは
思えない。つまり、アメリカの難癖は難癖であり、正当な理由にはなっていないのだ。