前出の森田実氏はこう言った。

「古今東西のあらゆる宗教で共通する教えは『人をだましてはいけない』です。国のトップが
嘘をついて権力を維持しようとすれば、国や社会が壊れるのが歴史の教訓でもある。嘘をつかない
ことは、それだけ人間社会の成り立ちの根本なのです。

『資料は全部廃棄した』なんて犯罪者の言い分で、安倍首相も表向きは『国会から求められれば
説明するのは当然』とカッコつけても、裏では自民の国対委員長に手を回し、逃げ続ける。まさに
組織ぐるみの犯罪です。桜を見る会の問題は、この国から失われつつある道義と正義を取り戻す好機。
野党もメディアも国民運動を起こし、安倍首相を史上初めて嘘の上塗りで総辞職させなければいけません」

 恐らく末路は「嘘の上塗り総辞職」――。そうならないと、この国はいよいよ、オシマイだ。