安倍政権に逆風、「桜を見る会」批判で内閣支持率低下
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191202-49585055-bloom_st-bus_all

(ブルームバーグ): 安倍晋三政権が「桜を見る会」の運営を巡る批判を受け、報道各社の世論調査で
支持率が低下するなど逆風に見舞われている。首相は2日午後、参院本会議で「これまでの運用を大いに
反省し、今後、私自身の責任において全般的な見直しを行う」と釈明した。

共同通信が11月23、24両日に実施した全国電話世論調査で、歴代最長政権となった安倍内閣の支持率は
48.7%と10月の前回調査から5.4ポイント低下。1週間後の11月30日と12月1日に毎日新聞が行った
調査でも、42%と同6ポイント落ち込むなど低下傾向が続いている。

「桜を見る会」は毎年4月、東京都の新宿御苑(ぎょえん)に政財界関係者や芸能人らを招いて行われて
きた。野党側は今国会で、安倍政権下で参加者数や支出額が肥大化し、安倍晋三後援会がホテルで開催した
前夜祭を巡る問題なども取り上げた。