「ただ、今回の件がなんで問題になったかっていうと、結局、個人情報だから(名簿は)見せられません、
仮に見せた時にひとりひとり吊るし上げにあったりしたり、あるいはTwitter社会になったときに住所とか
いろんな会社の所在地とかをさらされて電凸とかされたら困るからそういうの見せられませんっていう
保護の観点と、それから情報としてこういうものは出したほうがいい、あるいは残したほうがいいって
いう観点がごっちゃになっていて、たぶん政権の説明がその個人攻撃を恐れるあまり廃棄するっていう
原理原則と、本来なんていうんですかね、シュレッダーにすぐかけてデータも結局復元できませんみたい
なのを一緒くたにしないほうがいいんですよ」

「電凸されたら困る」って、安倍首相が御用評論家の小川榮太郎氏に電話で話したという言い訳に
そっくりだが、三浦氏にも連絡網が回ってきたのだろうか。安倍政権が追及を妨げるためだけに
「個人情報保護」を無理やり持ち出しているだけなのに、その理屈に乗っかってわざとごちゃごちゃに
しているのは三浦氏のほうだが、さらにこう続けるのだ。

「私はですね、個人的な見解から言うと、総理の枠の人数の大きさを問題にすべきであって、総理枠の
人数はやはりちょっと膨らみすぎてこれはどう考えてもおかしいよねっていう話は問題にしてもいいかも
しれないけども、6000人の私人、6000 人いたとしたらですよ、私人のリストがいろんな各社とかネット
とかに出回ることがいいことだとは思わないです。私自身は文化人枠として行っているので、実際に報道
に顔写真も映像も出てるから、私は公人として出ているからいいけれども、一般の私人の人にそういう
こう名前とか住所とか顔とかを晒されるリスクを負わせるのはよくない」