「もう5年以上も工事が続いているのに、さらに工期が1年延びるというんですよ」

 千葉市内の閑静な高級住宅街。その一角で、巨大な工事用の仮囲いの中にそびえたつのは、ZOZO・前澤友作社長(43)の「総工費100億円」ともいわれる大豪邸だ。その工事をめぐって、近隣住民から不満の声が上がっているという。

「今は外壁を壊して作り直しているようです。おまけに、前澤邸の周囲だけ、電線を地中に埋めるという話を、4月に開催された自治会の総会で初めて知らされました。

『なぜ前澤さんの家のまわりだけ!』という声が住民から噴出し、5月に工事責任者から住民への説明会が開催されたんです」(住民・Aさん)

 電線は前澤邸2階からの景観には、邪魔でしかない。「ならば埋めてしまえ」ということか。千葉市役所はこう話す。

「この工事は、要請者が個人でやっていることです」

 すなわち、前澤社長が自ら工費を負担しているということ。なんと豪気な−−。そして5月19日に開催された住民説明会では、次々と手厳しい声が上がった。

「最初、工事は2年で終わるという話だった。それがいつまでたっても終わらないうえに、今度は電線工事まで……。周辺住民の気持ちも考えてほしい」(参加者)

 説明会に出てきた工事責任者自身、前澤社長の意向に翻弄されている様子をにじませていたという。

「新築としての工事は、もう終わっているんです。まだ住んでもいないうちから、材料を変えたい、色を変えたいというご要望があって、今は改修工事に入っているんです」

 
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190709-00010000-flash-ent