債券は下落か、米債安・円安の流れで売り先行−日銀買いオペに注目
野沢茂樹
2019年4月12日 7:58 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-04-11/PPRZLJ6TTDS201
三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト
英国の欧州連合(EU )離脱期限の再延期決定や、米国景気の底堅さを背景とした独米国債安の
流れと高値警戒感から、きょうは軟調地合いが続くとみる
先物中心限月の予想レンジは152円75銭〜152円95銭程度

日銀オペ
残存期間1年超3年以下と3年超5年以下、10年超25年以下と25年超が対象
前回の買い入れ額はそれぞれ3500億円と4000億円、1800億円と500億円
三菱モルガンの稲留氏:
日銀の国債買い入れオペでは、いずれかの年限で減額がある可能性が50−60%程度あるのではないかー
金利水準の低さや英EU離脱交渉がいったんヤマ場を越えたこと、円・ドル相場の落ち着きなどが背景
ただ、日本国債市場でオペ減額観測が強まっているようにはみえないため、減額がなくても、それを契機にし
た買い戻しの動きは限られるだろう