経済リスク、動けぬG20 貿易戦争「当事国で解決を」

【ヌサドゥア(バリ島)=馬場燃、河浪武史】20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は12日、世界経済のリスクなどを討議して閉幕した。
開会中に世界の市場で株価が急落。議長国であるアルゼンチンのドゥホブネ財務相は「世界経済は下方リスクが表れ始めている」と総括した。
だが貿易戦争、金融市場、過剰債務の3つの課題を前に各国の思惑は違い、G20の協調は混迷が深まっている。