成績優秀・表彰経験もある48歳、「部下の残業を減らせ」の指示に自分で仕事を抱え込んだ末に鬱になりクビ、妻と3人の子を残し自殺(´;ω;`)

部下の残業減らすため仕事増で自殺の管理職 労災認定
12月19日 4時49分

千葉市の自動車販売店で店長を務めてうつ病になり去年、自殺した男性について、労働基準監督署が、部下の残業を減らすため代わりに仕事を抱えたと見られ
労働時間が増加したことなどがうつ病の原因だったとして、労災認定していたことがわかりました。
労災が認められたのは、大手自動車メーカー「ホンダ」の子会社、「ホンダカーズ千葉」の千葉市内にある販売店で管理職の店長を務めていた当時48歳の男性です。

千葉労働基準監督署の調べによりますと、男性はおととし3月、新しくオープンする店の店長になりましたが、部下の残業を減らすために
代わりに自分で仕事を抱え自宅に仕事を持ち帰る「持ち帰り残業」も行っていたと見られ、残業は多い月で87時間に上っていたということです。

男性はうつ病を発症して出勤できなくなり、会社から解雇を通知されたあと、去年12月、自宅で自殺し、
監督署は労働時間が増加したことなどがうつ病の原因だったとして、ことし6月に労災と認定しました。

遺族の代理人を務める伊藤大三朗弁護士は「男性は会社から従業員の残業を減らすよう指示され、仕事を抱え込んでいった。
管理職についても企業は働きすぎを防ぐ対策を講じるべきだ」と話しています。
一方、ホンダカーズ千葉の代理人を務める弁護士は「係争中のためコメントを差し控えさせていただきます」としています。

自殺の店長 長時間労働の実態は

去年、自殺した男性は20年以上、自動車販売会社で働き、遺族によりますと、3年前には成績を評価され親会社の「ホンダ」から表彰を受けたということです。
しかし、2年前に新しい店の店長になると、オープンの準備に追われ、早い時には朝6時ごろに出社し日付が変わるころに帰宅する日もあったということです。
また、帰宅後に自分の部屋でパソコンを開き仕事をする姿もたびたび見かけたといいます。遺族は「男性が上司から社員の残業を減らすよう指示を受けていたようだ」と話しています。

男性は店長になって3か月後のおととし6月、家を出たまま行方が分からなくなりました。男性はおよそ2か月後に家に戻り、
家族に対し「仕事に追い詰められて眠れなくなった。誰にも頼ることができず死のうと思った」などと話し、“うつ”と診断されました。
その後、会社から無断欠勤を理由に解雇を通告され、復職を求めていたさなかの去年12月20日に、自宅で自殺しました。

男性には妻と3人の子どもがいて、妻は「娘がふとした時に、仏壇の前で『パパに会いたい』『声が聞きたい』と泣いているのを見るが、
かける言葉が見つからない。家族の中では夫が自殺した日から時が止まっているように感じる」と話しています。

また会社に対しては「20年余り真面目に働いた社員が亡くなったことをきちんと重く受け止めてほしい」としたうえで、
「遺された家族はずっと後悔を抱えながら生きていかなければならない。こんな悲しいことは、もう二度と、どこでも起こってほしくない」と話しています。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171219/k10011263411000.html
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