幸せな結婚したい男性諸君、リッチになって強烈な政治信条を育もう
Ben Steverman2017年10月4日 06:33 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2017-10-03/OX88M26JIJUR01
米国人の結婚はクオリティーという面でかなり低下
メリーランド大のコーエン教授が総合社会動向調査を活用し分析

引き続き大半の米国人は自らの結婚を「とても幸せ」だと語るが、その割合は60%と1970年代
前半の68%から低下した。

数百万人という中流層が失業し巨額の富が失われた「グレートリセッション(大不況)」により、
自らを下流・労働者階級だと答える参加者が顕著に増え、「非常に幸せ」な結婚だと回答
した割合は、下流層が上流より17ポイントも低かった。

経済的に満たされた人々はそうでない人と比べ一般的にストレスが少なく、休暇を楽しんだり配偶
者に贈り物を買ったりする余裕がある。だが労働者階級・中流層では幸福度が大きく低下する。
他の調査も、貧しい人々にとっては結婚することも結婚を続けることも難しいことを示している。
  アメリカン・エンタープライズ研究所(AEI)が最近発表したリポートは、所得により婚姻率が大きく
変わると指摘。18−55歳の婚姻率を見ると、「貧困層」で約4人に1人にとどまるのに対し、労働
者階級は39%、中流・上流が56%だという。
原題:Rich Men With Extreme Politics Have the Happiest Marriages(抜粋