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経済学者の浜田宏一は「フィッシャーは貨幣数量説の祖であるとともに、現代的な貯蓄理論の
先駆者である。またイェールの経済学部の創始者でもある。ジェームズ・トービンの記すところによ
れば、フィッシャーは自分の景気判断を信用し過ぎ、大恐慌のときも強気で、株に大いに投資し、
それを周囲にも勧めたという。そして株価は暴落し、フィッシャーは自宅まで手放さなくてはならなく
なりそうになった。看板教授は大学が助けざるをえず、大経済学者も大学の人気者ではなくなっ
たという」と指摘している[4]。