障がいのあった男が最期に遺したセックスの記録を映画に。恋人役としてあの「ハグ」はあのときの精一杯
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizukamikenji/20211206-00271372
https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/r/iwiz-yn/rpr/mizukamikenji/00271372/image-1638746056210.jpeg
水上賢治映画ライター
12/6(月) 8:31
「愛について語るときにイケダの語ること」に出演した毛利悟巳 筆者撮影
映画「愛について語るときにイケダの語ること」は、いまはもうこの世にいないひとりの男の最後の願いから始まっている。
その男の名は、池田英彦。彼は四肢軟骨無形成症だった
そして、40歳の誕生日目前で彼は、スキルス性胃ガンステージ4と診断される。
死を強く意識した彼は「今までやれなかったことをやりたい」と思い立ち、その想いは性愛へと向かい、自分と女性のセックスをカメラに収める、いわゆる「ハメ撮り」に走っていく。
そして、自らの死をクランクアップとし、それまで映像を自身主演の映画として遺すことを望んだ。
池田氏の「僕が死んだら映画を完成させて、必ず公開してほしい」という遺言を託されたのは、ドラマ「相棒」などを手掛ける脚本家の真野勝成。
20年来の友人であった真野は、「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」や「ナイトクルージング」などを発表している友人の映画監督、佐々木誠に映像を託す。
こうして池田英彦企画・監督・撮影・主演、初主演にして初監督にして遺作となった映画「愛について語るときにイケダの語ること」は完成した。
当初は関係者をメインにした1回限りの上映で終わる予定だった本作だが、今年6月から東京で公開が始まると連日満員御礼!
その熱はいまだ冷めやらず、地方公開を一通り経て、現在東京でアンコール上映に突入し、また連日満席の反響を呼ぶ。
本作についてはこれまで、撮影・脚本・プロデュースを担当した真野勝成(前編・後編)と、共同プロデューサー・構成・編集を担当した映画監督の佐々木誠のインタビュー(第一回・第二回・第三回・第四回)を届けた。
それに続く本作におけるキーパーソン、重責を担った女優の毛利悟巳に話を訊くインタビュー(第一回・第二回・第三回)の第四回へ入る。(全四回)
https://news.yahoo.co.jp/byline/mizukamikenji/20211206-00271372
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水上賢治映画ライター
12/6(月) 8:31
「愛について語るときにイケダの語ること」に出演した毛利悟巳 筆者撮影
映画「愛について語るときにイケダの語ること」は、いまはもうこの世にいないひとりの男の最後の願いから始まっている。
その男の名は、池田英彦。彼は四肢軟骨無形成症だった
そして、40歳の誕生日目前で彼は、スキルス性胃ガンステージ4と診断される。
死を強く意識した彼は「今までやれなかったことをやりたい」と思い立ち、その想いは性愛へと向かい、自分と女性のセックスをカメラに収める、いわゆる「ハメ撮り」に走っていく。
そして、自らの死をクランクアップとし、それまで映像を自身主演の映画として遺すことを望んだ。
池田氏の「僕が死んだら映画を完成させて、必ず公開してほしい」という遺言を託されたのは、ドラマ「相棒」などを手掛ける脚本家の真野勝成。
20年来の友人であった真野は、「マイノリティとセックスに関する、極私的恋愛映画」や「ナイトクルージング」などを発表している友人の映画監督、佐々木誠に映像を託す。
こうして池田英彦企画・監督・撮影・主演、初主演にして初監督にして遺作となった映画「愛について語るときにイケダの語ること」は完成した。
当初は関係者をメインにした1回限りの上映で終わる予定だった本作だが、今年6月から東京で公開が始まると連日満員御礼!
その熱はいまだ冷めやらず、地方公開を一通り経て、現在東京でアンコール上映に突入し、また連日満席の反響を呼ぶ。
本作についてはこれまで、撮影・脚本・プロデュースを担当した真野勝成(前編・後編)と、共同プロデューサー・構成・編集を担当した映画監督の佐々木誠のインタビュー(第一回・第二回・第三回・第四回)を届けた。
それに続く本作におけるキーパーソン、重責を担った女優の毛利悟巳に話を訊くインタビュー(第一回・第二回・第三回)の第四回へ入る。(全四回)