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ライバル店に嫌がらせか ロッカー使用中にした疑いで店員逮捕
神戸市のスーパーの店員が近隣のライバル店に設置されたコインロッカーを何
も入れないまま「使用中」にして買い物客が使えないようにする嫌がらせをし
たとして警察に逮捕されました。調べに対して「客を取られておもしろくなか
った」と供述しているということです。
逮捕されたのは神戸市北区の曽我隆久容疑者（47）です。
警察によりますと、今月11日と14日に神戸市北区のスーパーが設置している冷
蔵機能がついたコインロッカーの中に何も入れないまま「使用中」にして鍵を
持ち去り、買い物客が利用できないようにしたとして偽計業務妨害の疑いが持
たれています。
このコインロッカーは扉に透明な部分があり、荷物が預けられているか確認で
きますが、16日、従業員が16あるボックスのすべてが空っぽなのに使用中とな
っていることに気付き、警察に相談したということです。
警察は防犯カメラの映像にロッカーの近くで不審な動きをする曽我容疑者が写
っていたことから、事情を聴いたところ嫌がらせをしたことを認めたため逮捕
しました。
曽我容疑者はこの店から2キロほど離れた別のスーパーに勤めていて、調べに対
し「客を取られておもしろくなかった」と供述しているということです。
警察によりますとコインロッカーの鍵はこれまでに十数本が回収されましたが、
まだ数本が見つかっておらず、利用できない状況が続いているということです。
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https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210317/k10012919951000.html