中国の湖北省武漢で、新型のコロナウイルスによるとみられる肺炎が相次いでいる問題で、地元当局は18日、
新たに4人の発症が確認され、患者が45人になったことを明らかにしました。地元当局は今月3日から発症している人は
出ていないと説明していましたが、新たに確認された4人は今月5日以降に発症したということです。
中国内陸部の湖北省武漢では、先月8日以降、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の患者が相次いで
確認されています。
武漢の保健当局は18日、今月5日から8日にかけて新たに4人が発症していたことが確認され、患者は45人になったことを
明らかにしました。武漢の保健当局は、新型のコロナウイルスによるものとみられる肺炎の患者は今月3日以降、
武漢では確認されていないと説明していましたが、その後も新たに感染が確認された形です。
45人の患者のうち、これまでに2人が死亡し、5人が重症になっているほか、15人は症状が回復し、
すでに退院したということです。
新年を旧暦で祝う中国では、今月24日から旧正月の「春節」にあわせた7日間の大型連休が始まり、
国内の移動や海外への渡航が増えるだけに、当局は監視体制を強化するものとみられます。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200118/k10012250481000.html