0001砂漠のマスカレード ★2018/12/09(日) 14:48:16.30ID:CAP_USER9
FAを宣言していた広島・丸佳浩が来季から巨人でプレーすることが決まった。
2年連続のリーグMVPであり、不動の「三番・センター」。広島にとっては、痛いなんてものではないぐらいに痛い戦力の流出だ。
だが、FAでの選手の流出を経ながらも、若手を育ててその穴をふさいでいくのもまたカープの伝統。
今回は、カープが「丸の穴」をどうふさいでいくことになるのかを考えてみたい。
もちろん、2年連続MVPを獲るだけの選手である。誰かが一人パッと出てきてその穴を埋めてしまう、ということはまず無理。
それぞれが少しずつでも成長して、皆で穴を埋めていく、ということにはなろうが……。
まず、センターの守備のほうだが、これは今季主にレフトを守った野間峻祥が回ることが有力だ。
プロ選手の中でも有数の俊足で、近い将来ゴールデン・グラブ賞の有力候補になれるだけのポテンシャルを持つ選手。
本人もセンターに意欲を示しており、ここの穴は心配ないと見ていい。
ただ、これまでその野間が守っていたレフトについては、おそらく、後述するが他のポジションからコンバートされてくる選手や外国人選手が守ることが濃厚で、
今季と比較すると守備力の低下があるのは覚悟しなければならないだろう。
さて、ではそのレフトには誰が入ることになるのか。ポジションを争う候補選手は、西川龍馬、バティスタ、メヒア、坂倉将吾の4人が基本になると見る。
中でも、もっとも期待の高いのが、西川龍馬だ。今季も、規定打席にはわずかに足りなかったが、3割を超える打率をマークしたヒットメーカーだ。
そもそも、今季もサードのレギュラーをつかんだといっていい実績を残していた選手だが、シーズン終盤に守備に不安を見せ、ポストシーズンでは安部友裕にポジションを奪還された格好になっていた。
さりとてファーストに回すのも、同じく左の松山竜平とダブるうえ、24歳という年齢や足の速さを考えるともったいない……、という状態にあっただけに、むしろ外野へのコンバートはちょうどいいタイミングとなったといえる。
しかもこの西川、いまはまだちょっと線が細い感じもあるが、ボールコンタクト能力には天才的なものがあり、足もあるので、うまく育てばまさに三番打者タイプ。
外野コンバートと二重の負担になるので、シーズン当初からは難しいかもしれないが、もしも三番にスポッとハマるだけの成績を残してくれれば、長期的に見てもチームにとって理想形となるだろう。
もしもこの西川が思うような結果を残せない場合は、次に浮上してくるのがバティスタ、メヒアの両外国人だ。
メヒアはもともと内野手なので、これもコンバートになるが、もしも外野になじめない場合は、メヒアをファースト、松山を外野に戻すオプションも。
この2人では、今季実績を残したのは、25本塁打(本塁打率は約12打席に1本)を放ったバティスタだが、
ポストシーズンの起用を見ていると、今季ウエスタン・リーグで4冠を獲得したメヒアのほうが買われている感じも。
打率はメヒアのほうが期待できそうなので、三番にハマりやすいという意味でも半歩リードしているか。
また、ファームで3割をマークしている捕手の坂倉将吾も外野にコンバートする計画があり、参入してくる可能性も。
ただもし、西川、外国人選手とも打撃で結果が残せない場合は、安部を三番に入れるとか(もちろん17年ぐらいの調子に戻るなら最初から安部三番でいいが)、
松山を三番に入れて會澤翼を五番に入れるなど、三番打者を求めてこれまでの下位打線の厚みを崩さざるを得ないか。
そうなったときには、長期的なチームづくりにおいては一歩後退となる。
チームは丸のFAの補償は人的補償で行く方向だが、ここで外野手にこだわるのは得策ではないだろう。
慌てることなく長期的展望に立ってチームづくりを進めるときだと思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181209-00000006-baseballo-base
12/9(日) 11:03配信
2年連続のリーグMVPであり、不動の「三番・センター」。広島にとっては、痛いなんてものではないぐらいに痛い戦力の流出だ。
だが、FAでの選手の流出を経ながらも、若手を育ててその穴をふさいでいくのもまたカープの伝統。
今回は、カープが「丸の穴」をどうふさいでいくことになるのかを考えてみたい。
もちろん、2年連続MVPを獲るだけの選手である。誰かが一人パッと出てきてその穴を埋めてしまう、ということはまず無理。
それぞれが少しずつでも成長して、皆で穴を埋めていく、ということにはなろうが……。
まず、センターの守備のほうだが、これは今季主にレフトを守った野間峻祥が回ることが有力だ。
プロ選手の中でも有数の俊足で、近い将来ゴールデン・グラブ賞の有力候補になれるだけのポテンシャルを持つ選手。
本人もセンターに意欲を示しており、ここの穴は心配ないと見ていい。
ただ、これまでその野間が守っていたレフトについては、おそらく、後述するが他のポジションからコンバートされてくる選手や外国人選手が守ることが濃厚で、
今季と比較すると守備力の低下があるのは覚悟しなければならないだろう。
さて、ではそのレフトには誰が入ることになるのか。ポジションを争う候補選手は、西川龍馬、バティスタ、メヒア、坂倉将吾の4人が基本になると見る。
中でも、もっとも期待の高いのが、西川龍馬だ。今季も、規定打席にはわずかに足りなかったが、3割を超える打率をマークしたヒットメーカーだ。
そもそも、今季もサードのレギュラーをつかんだといっていい実績を残していた選手だが、シーズン終盤に守備に不安を見せ、ポストシーズンでは安部友裕にポジションを奪還された格好になっていた。
さりとてファーストに回すのも、同じく左の松山竜平とダブるうえ、24歳という年齢や足の速さを考えるともったいない……、という状態にあっただけに、むしろ外野へのコンバートはちょうどいいタイミングとなったといえる。
しかもこの西川、いまはまだちょっと線が細い感じもあるが、ボールコンタクト能力には天才的なものがあり、足もあるので、うまく育てばまさに三番打者タイプ。
外野コンバートと二重の負担になるので、シーズン当初からは難しいかもしれないが、もしも三番にスポッとハマるだけの成績を残してくれれば、長期的に見てもチームにとって理想形となるだろう。
もしもこの西川が思うような結果を残せない場合は、次に浮上してくるのがバティスタ、メヒアの両外国人だ。
メヒアはもともと内野手なので、これもコンバートになるが、もしも外野になじめない場合は、メヒアをファースト、松山を外野に戻すオプションも。
この2人では、今季実績を残したのは、25本塁打(本塁打率は約12打席に1本)を放ったバティスタだが、
ポストシーズンの起用を見ていると、今季ウエスタン・リーグで4冠を獲得したメヒアのほうが買われている感じも。
打率はメヒアのほうが期待できそうなので、三番にハマりやすいという意味でも半歩リードしているか。
また、ファームで3割をマークしている捕手の坂倉将吾も外野にコンバートする計画があり、参入してくる可能性も。
ただもし、西川、外国人選手とも打撃で結果が残せない場合は、安部を三番に入れるとか(もちろん17年ぐらいの調子に戻るなら最初から安部三番でいいが)、
松山を三番に入れて會澤翼を五番に入れるなど、三番打者を求めてこれまでの下位打線の厚みを崩さざるを得ないか。
そうなったときには、長期的なチームづくりにおいては一歩後退となる。
チームは丸のFAの補償は人的補償で行く方向だが、ここで外野手にこだわるのは得策ではないだろう。
慌てることなく長期的展望に立ってチームづくりを進めるときだと思う。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20181209-00000006-baseballo-base
12/9(日) 11:03配信