6/15(木) 11:30配信 AERA dot.
フジテレビ系の「月9」枠で7月からドラマ「コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜 THE THIRD SEASON」が放送される。
ドクターヘリをテーマにしたシリーズで、歌手で俳優の山下智久(32)が主演を務め、シーズン1は2008年、シーズン2は10年に放送された。
山下のほか、新垣結衣(29)や戸田恵梨香(28)らがフライトドクターを目指して奮闘する姿は好評を博し、シーズン1は
平均視聴率15.9%と同クールの連ドラでトップの数字を記録。月9枠となったシーズン2も平均16.6%と高視聴率を叩き出した。
一方、最近の「月9」では毎クールの低視聴率が話題となっている。16年1月期の
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以降、平均視聴率は1ケタ台が続き、
今年1月〜3月まで放送されていた「突然ですが、明日結婚します」では史上最低の5.0%を
記録した。月9ドラマ30周年記念作品となった4月期の「貴族探偵」も1ケタ台を連発し、
期待に応えることができなかったようだ。そんな中、人気ドラマの続編がいよいよ放送されると
いうことで話題を集めているが、果たして今作で低迷を脱することができるのだろうか?
「何より山下や新垣、戸田など前作と同じメインキャストが再集結するのが大きい。しかも、
シーズン1から9年がたちましたが、それぞれが第一線どころか主役級として活躍して
いますからね。役者たちも復活を喜んでおり、新垣なんて『大きな縁と使命を感じています』と、
かなり意気込んでいるようです。主題歌も前作と変わらずMr.Childrenが担当しますし、
大コケするというのは考えづらい」(テレビ情報誌の編集者)
確かに、この主要キャストたちの名前を見ると、前作を知らない視聴者でも興味が
湧いてくるだろう。だが、「初回の視聴率は良いかもしれませんが、その後の展開によっては……」
と危惧するのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。
「今作は、フライトドクター候補生だった山下や新垣が“一人前”となり、
救急救命の最前線で活躍するという話。昔の自分たちと同じようにフライトドクターを
目指す若者も登場し、彼らをどう指導するかという部分も見どころです。そして、
その若者を演じるのがHey! Say! JUMPの有岡大貴(26)や、人気急上昇中の
成田凌(23)などの新キャストたち。もちろん、彼らにスポットが当たることも
多くなると思いますが、あまりにも新キャストをメインに据えてしまうと、
昔のファンが離れてしまう可能性はあります」
しかし、新キャストはさほど視聴率に関係しないと予想する声もある。
前出の編集者は予測する。
「そもそも、医療ドラマはターゲットが幅広く、患者の命がかかったドキドキ感も
味わえるので人気があるんです。16年の冬に放送されていた米倉涼子(41)主演ドラマ
『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』の第4シリーズは平均視聴率20%を
超えていますし、今年1月期のトップは木村拓哉(44)主演『A LIFE 〜愛しき人〜』
(TBS系)で、これも医療ドラマでした。『コード・ブルー』も同じく医療ドラマで、
かつキャストも豪華。さらに、7月期のドラマには今のところ、他に話題作がありません。
そんな好条件が揃っているので、『月9』復権の起爆剤となる可能性は高いでしょう。
逆に、これで視聴率が低迷したら『完全に月9は終わった』と言われても仕方ありませんが…」
まさに、「月9」枠の命運を握っていると言っても過言ではない「コード・ブルー」。
前作、前々作のように安定した視聴率を確保することができるか? 注目したいところだ。
(ライター・丸山ひろし)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170614-00000069-sasahi-ent&p=2
フジテレビ系の「月9」枠で7月からドラマ「コード・ブルー 〜ドクターヘリ緊急救命〜 THE THIRD SEASON」が放送される。
ドクターヘリをテーマにしたシリーズで、歌手で俳優の山下智久(32)が主演を務め、シーズン1は2008年、シーズン2は10年に放送された。
山下のほか、新垣結衣(29)や戸田恵梨香(28)らがフライトドクターを目指して奮闘する姿は好評を博し、シーズン1は
平均視聴率15.9%と同クールの連ドラでトップの数字を記録。月9枠となったシーズン2も平均16.6%と高視聴率を叩き出した。
一方、最近の「月9」では毎クールの低視聴率が話題となっている。16年1月期の
「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」以降、平均視聴率は1ケタ台が続き、
今年1月〜3月まで放送されていた「突然ですが、明日結婚します」では史上最低の5.0%を
記録した。月9ドラマ30周年記念作品となった4月期の「貴族探偵」も1ケタ台を連発し、
期待に応えることができなかったようだ。そんな中、人気ドラマの続編がいよいよ放送されると
いうことで話題を集めているが、果たして今作で低迷を脱することができるのだろうか?
「何より山下や新垣、戸田など前作と同じメインキャストが再集結するのが大きい。しかも、
シーズン1から9年がたちましたが、それぞれが第一線どころか主役級として活躍して
いますからね。役者たちも復活を喜んでおり、新垣なんて『大きな縁と使命を感じています』と、
かなり意気込んでいるようです。主題歌も前作と変わらずMr.Childrenが担当しますし、
大コケするというのは考えづらい」(テレビ情報誌の編集者)
確かに、この主要キャストたちの名前を見ると、前作を知らない視聴者でも興味が
湧いてくるだろう。だが、「初回の視聴率は良いかもしれませんが、その後の展開によっては……」
と危惧するのはスポーツ紙の芸能担当記者だ。
「今作は、フライトドクター候補生だった山下や新垣が“一人前”となり、
救急救命の最前線で活躍するという話。昔の自分たちと同じようにフライトドクターを
目指す若者も登場し、彼らをどう指導するかという部分も見どころです。そして、
その若者を演じるのがHey! Say! JUMPの有岡大貴(26)や、人気急上昇中の
成田凌(23)などの新キャストたち。もちろん、彼らにスポットが当たることも
多くなると思いますが、あまりにも新キャストをメインに据えてしまうと、
昔のファンが離れてしまう可能性はあります」
しかし、新キャストはさほど視聴率に関係しないと予想する声もある。
前出の編集者は予測する。
「そもそも、医療ドラマはターゲットが幅広く、患者の命がかかったドキドキ感も
味わえるので人気があるんです。16年の冬に放送されていた米倉涼子(41)主演ドラマ
『ドクターX 〜外科医・大門未知子〜』の第4シリーズは平均視聴率20%を
超えていますし、今年1月期のトップは木村拓哉(44)主演『A LIFE 〜愛しき人〜』
(TBS系)で、これも医療ドラマでした。『コード・ブルー』も同じく医療ドラマで、
かつキャストも豪華。さらに、7月期のドラマには今のところ、他に話題作がありません。
そんな好条件が揃っているので、『月9』復権の起爆剤となる可能性は高いでしょう。
逆に、これで視聴率が低迷したら『完全に月9は終わった』と言われても仕方ありませんが…」
まさに、「月9」枠の命運を握っていると言っても過言ではない「コード・ブルー」。
前作、前々作のように安定した視聴率を確保することができるか? 注目したいところだ。
(ライター・丸山ひろし)
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20170614-00000069-sasahi-ent&p=2