シエテ
産まれた時に孤児院の前に捨てられる
孤児院では毎日喧嘩をする問題児であったが唯一の楽しみは年に一度の遠足であった。
シエテは遠足の度に逃げ出し独りあてもなく旅をするのが好きであった。
今年もまた遠足で逃げ出しあてもなく歩いていたがとある冷える夜に一人の小柄な老人と決闘する事に。シエテは手も足も出ずに完敗した。不完全燃焼ではなく真っ白に燃え尽きたのだ。